形式

 形式なんてものにはこだわる必要は無い。とはいっても、全部無視すればいいってもんでも無い。例えば、何かの提出書類があった場合、それはきちんと形式、フォーマットってやつに従わないとだめだ。受け取ってももらえないし、形式無視するやつは相手にしてもらえないだろうし、あっちとしたら管理とかだって他のもの違うとやりにくいから捨ててしまうかもしれない。だから、形式に従うところでは従わないと。文章を書くところにラインが引かれてあるのなら、その通りに書く必要があると思う。その範囲内じゃ書ききれないから、小さい字にして、倍くらいの文章を書いたとしても俺はそれを良しとは思わない。この範囲内で書けよって言われてるようなもんだからね。書かれてることに対して、それ以上に聞きたいことがあるなら、話をするために呼ばれるだろう。
 だから、俺は何かの提出書類とかに対しては一般的な形式を崩そうとは思わないし、崩すつもりも無い。そんなところに個性はいらないし、個性でもなんでもない。壊してもいい形式と守らなければいけない形式があるはずだ。世の中には。